義理の妹 新しい家族02

 二人が新婚旅行を兼ねた新人研修会に朝早く出て行ってしまうと、香織が気分が悪そうな雅美を抱くように自分の部屋に連れて行った。
 「お姉ちゃん、寝てないと…気分が悪いんでしょう。二人が帰ってくるまでに治しておかないと。二人とも三日間は帰ってこないのよ」
 香織は、自分のベッドにシーツを引きなおして、まだパジャマ姿の雅美を寝かせた。
 「ありがとう、香織ちゃん。そうするわ…」
 雅美は、香織に手伝ってもらいながら弱弱しく言う。
 雅美は、今の眩暈が夕べ香織に飲まされたジュースに入っていた薬のせいだとは思ってはいなかった。
 「大丈夫よ、今夏休みになったばっかりだし…ゆっくり寝ていれば…お姉ちゃんの部屋を片付けたら…明日には雅美ちゃんの部屋で寝られるようにしておくわ」
 香織は、しれっとした顔で部屋を出て行った。

 「もうすぐおしっこかウンチでパジャマを汚しちゃうわね…すぐにベビーベッドを使わせてあげるわね…まずはオムツからか…フフフ、雅美ちゃんのオムツ姿って可愛いだろうな」
 雅美の部屋を片付けながら、香織はいろいろなことを思い浮かべていた。

 「香織ちゃん…香織ちゃん…」
 雅美は、弱弱しく叫んだ。しばらくして香織が部屋を覗き込んだ。
 「呼んだ?」
 雅美は、急激な便意のため自分でおきようと香織のベッドでもがいていた。眩暈がひどくてどうしても自分ひとりでは起き上がれない。上体を起こそうとすると目の前が真っ暗になってしまうのである。
 「き、気分が悪いし…それに、お、おトイレに…も、漏れそうなの」
 香織が来た時には、雅美の便意は限界に近かった。括約筋に力をいれ我慢していた。力を抜いたらもうもれてしまいそうだったし、下半身の一点があまりの我慢に痺れるように痛くなっていた。
 香織は、雅美の呼び声をわざと無視して遅れて行った。当然雅美が呼んだ理由は吐くかトイレしかない。
 香織は、わざとゆっくり雅美を抱き上げるように起こした。肩で雅美は息をしている。香織は、雅美を抱き上げるように起こした時雅美の軽さに驚いた。
 「お姉ちゃんって軽いんだ…」
 「そんなことより早く…そんなところを持っちゃ…」
 香織は、わざとお腹の部分に圧力が強くかかるように雅美を持ち上げてフロアに立たせた。
 雅美を立たせた瞬間、それまで真っ青だった雅美の顔が赤くなった。
 雅美は、一瞬お尻の穴が開いて何かが出たような感じがあったが、それよりも股間に熱い流れとしびれるような開放感が強く湧き上がる。それがショーツの中に広がるのを感じて唖然としてしまう。
 見る見るパジャマの一部が濡れてそのしみが下に伝わっていく。
 「い、いやー…」
 (こ、こんなところで漏らしちゃうなんて…恥ずかしい…き、気分が悪い…)
 雅美がオシッコを漏らしていることに、香織は、雅美の顔ばかり見ていたためまだ気付いていなかった。
 大事な部分が痺れる位我慢していたオシッコだけに、下半身にスーッとする気持のいい開放感を感じる。
 そう言った瞬間、口の中から胃液の薄いものを吐き出し、着ていた可愛らしいパジャマを汚していく。
 「大丈夫?」
 香織は、薬の強さに少し不安になった。雅美の症状が異常だったからだ。
 「ご、ごめんなさい…気分が悪くて」
 雅美は、出始めたおしっこを止めることが出来なかった。
 「仕方ないわお姉ちゃん病気なんだから…あら…オシッコも…間に合わなかったの?」
 雅美は、真っ赤な顔になった。いくら病気でも義理の妹の前でお漏らしなんて恥ずかしくて仕方ない。
 「ご、ごめんなさい…」
 その時になってやっと雅美の長いお漏らしが終わった。フローリングの床に足元を伝わって大きな水溜りが出来ていた。
 「は、早く脱がないと」
 雅美の手を自分の肩に置いてから香織は、雅美のパジャマを脱がしに掛かった。
 「いい、自分でするから…」
 雅美が言うのも無視して香織は手を止めなかった。
 「お姉ちゃんは病気なんだから…それにそんな状態では、一人でなんか何も出来ないでしょう」
 香織が言うように、雅美は一人で立つことも出来ないで香織の腕につかまっていた。
 最後には、小さい子供に言い聞かすような言葉遣いになっていった。
 (今に雅美ちゃんが、わたしをお姉ちゃんて呼ぶようになるのよ)
 香織は、雅美のパジャマを脱がせながら微笑んでいた。もちろん恥ずかしさで真っ赤になっている雅美は、香織のたくらみなんか分かるはずもない。
 オシッコでまとわり付いたパジャマを脱がすと、オシッコで薄黄色く濡れた可愛らしい子供が穿くようなショーツが顔をだす。
 「可愛らしいパンツはいてるんだ…寒くない?」
 香織は、寝る前に何時も雅美が飲むジュースに混入させた薬のせいだということをおくびにも出さないで、本当に気を遣うように優しく言った。
 「だ、大丈夫…寒くない」
 香織は、雅美の額を触った。
 「熱は無いみたいね…」
 雅美の漏らしたオシッコで濡れたパジャマの下を脱がし終えてから、香織は雅美を片手で支えて立ち上がった。
 立ち上がると雅美は香織の肩までも身長はない。その光景は、小さい妹がおねえちゃんに衣類を脱がさせて貰っている仲のいい姉妹に見えた。
 「パジャマの上も汚しちゃって…これじゃ全部替えないと…」
 染みになって可愛らしいパジャマの胸元が雅美の嘔吐物で汚れていた。
 「だ、だって…気分が悪くて間に合わなかったから…」
 小さい子が、母に言い訳するみたいにか細い声で甘えたように言うところは、雅美がまだ精神的に幼いところがあるからだろう。実際に着替えさせてもらっているうちに、自分が小さい頃に戻って母に甘えているような感覚に雅美はなっていた。
 「雅美ちゃんは…甘えちゃって…」
 お姉さんから雅美ちゃんに呼び方が代わっていた。その香織の言葉の変化に雅美は気付かなかった。

 パジャマを上下脱いでしまうと可愛らしい下着だけの姿になる。幸い下着のシャツは汚れてはいなかった。香織は、もう一度こごんで雅美の手を肩に置かせオシッコで汚れたショーツを脱がせにかかった。
 ショーツは、おしっこで薄き色に汚れている。それを半分脱がせにかかった。
 無毛に近い縦割れはっきりわかる子供のような性器が露になる。脱がしかかった雅美のショーツの船底は、オシッコとは違う茶褐色に染まって汚れていた。雅美はオシッコを漏らしながらほとんど気付かないうちにウンチまで少し漏らしていたのだ。オシッコを漏らしていることに気をとられ、ウンチまで漏らしていたことにまったく気付いてはいなかった。
 「あら、雅美ちゃん…オシッコだけじゃなくウンチまで漏らしちゃったの?」
 雅美は、その言葉に余計真っ赤になった。
 「ええ?う、ウンチ…も」
 それをこぼさないように香織は、わざと雅美にお漏らししてしまったことを強く認識させる為、ゆっくりと下げていく。
 「分からなかったの?…ほら見てご覧なさい」
 オシッコで濡れたショーツの船底のお尻に当たる部分は、濃い茶色に染まっていて明らかにオシッコとは違っていた。
 香織は、雅美の顔を見ながら辱める為に言った。
 「わ、わかんなかった…」
 雅美は、そう言わざるを得なかったし、恥ずかしさのあまり、より小さな子の仕草になっていった。
 雅美の幼児的なしぐさは、香織にとって雅美が赤ちゃんに見え、より可愛く見えた。
 「ウンチまで漏らして分かんなかったって言うのは、雅美ちゃんはまるで赤ちゃんね」
 香織は、わざと赤ちゃんと言う言葉を強めて言った。
 「そんな赤ちゃんだなんて…病気のせいで…」
 「そうね、病気のせいね…でもいくら病気でもウンチもオシッコもお漏らししちゃうんじゃ赤ちゃんと同じよ」

 雅美自身最初は、大便がしたくてトイレに行きたかった。それを我慢してるうちに尿意が強くなってしまい、気を許した瞬間、括約筋が緩みオシッコを漏らしてしまった。括約筋が緩んで我慢していたウンチまで少し漏らしてしまったのだが、雅美はオシッコを漏らしていることの方が印象が強く、そのことに気付かなかったのは本当のことだった。

 「雅美ちゃん、歩ける?」
 香織は、わざと雅美を立たせるように仕向けた。今の雅美はめまいがひどくてその場に一人で立つこともできない。薬を飲んだ後の症状が、そうなることを先輩から聞いてある程度知っていた。
 「眩暈が…ひどくて。立てそうもないわ…」
 雅美は、香織に寄りかかるように下半身裸のままで香織にもたれかかった。
 「歩けそうも無いわね。いいわ、抱いていってあげる」
 「ごめん…」
 雅美をそのまま抱き上げてベットまで運んで寝かせた。もちろん下半身の汚れは、香織の手によってきれいにふき取とられていた。恥ずかしがっても雅美には何もできない。香織に任せる以外何もなかった。
 「困ったわね。気付かないでウンチまで漏らしちゃったんじゃ…これじゃまたお漏らししちゃうでしょうし…」
 雅美は、自信なく小さな声で答える。
 「だ、大丈夫よ…香織ちゃんが起こしてトイレに連れて行ってくれれば…」
 香織は、楽しむようにゆっくりと話をオムツのほうに持っていくことにした。雅美がオムツを納得してつけなければ面白くはない。
 「でも、今みたく間に合わなかったり気付かなかったりしたららどうするの?…」
 雅美は、返答に困った。確かに香織が言うようにその保障はない。
 自分でも今のままでは、同じようなことを起こさないと言う自信はなかった。
 「だ、だって…」
 雅美は、ウンチもオシッコもお漏らしした恥ずかしさで、まだ下半身に何も着けてないことも忘れて真っ赤になっていた。
 「このままじゃ…そうだ、雅美ちゃん、お漏らしをしちゃっても良い様にオムツしてみない?」
 香織は、初めてオムツという言葉を出して雅美の反応をうかがった。
 「お、おむつ?…そ、そんな21才にもなってオムツだなんて…」
 雅美の赤い顔がオムツと聞いて、恥かしさのため益々赤くなる。
 「そう、お・む・つ…気付かないって言っていたけど……21才にもなって気付かないでウンチやオシッコを漏らしちゃう今の雅美ちゃんには、ちょうどいい下着だと思うんだけどなー。さっきも言ったけど、雅美ちゃんは赤ちゃん見たいに可愛いし…きっとオムツが似合うと思うわ」
 香織が見て、オムツと言う言葉に雅美が恥ずかしがっていることには違いなかった。
 「そんな…あ、赤ちゃんみたいにオムツなんて…そ、それにオムツが似合うだなんて…恥ずかしくって…」
 赤ちゃんと言う言葉を口にして真っ赤になった。
 「でもお漏らしして布団を汚すよりましでしょう…雅美ちゃんは病気なのだから…仕方ないでしょう…」
 「で、でも…」
 雅美のトーンはどんどん弱くなる。どんなに嫌がってもオシッコとウンチを漏らしたことに触れら、病気と言うことでオムツを断れないような気になってくる。
 (病気なんだから…オ、ム、ツ…は仕方ないのかな)
 雅美の心の中にそんな考えが浮かんでくる。
 「おむつを着けていれば、もしお漏らししても大丈夫でしょう」
 香織は、雅美の反応を見るのが面白くてしょうがない。
 「…そ…それはそうだけど…でも、私が着けられるようなおむつなんてあるの?」
 雅美は、今のお漏らしの手前、香織の申し出を断れなかった。第一21歳の雅美に合う様なオムツなんか即座にあるわけが無いと思っていた。無ければ後から何とでも言える。そして雅美は、オムツと聞いて病人は着ける様な紙おむつを連想していた。
 まさか可愛らしい赤ちゃんが着けるような布オムツなんて思い付かない。そして病気のせいでお漏らしをしたのだから、香織が何度も言う内にオムツは仕方が無いと考えていた。
 「大丈夫、雅美ちゃんにぴったりのオムツ…ちゃんとあるわよ」
 香織は、そう言って洋服タンスを開けて奥のほうから大きな紙袋を出してきた。
 詩織は、前もって自分の小さな時に使っていた衣類や小物を洋服タンスに隠しておいたのだ。
 「それって…?」
 大きな紙袋から香織は、可愛らしい花柄のオムツカバーを雅美の目の前に広げて見せた。
 雅美は、最初紙おむつだと思っていたが、目の前に広げられて言葉を失ってしまった。
 「どう、可愛いでしょう…雅美ちゃんにぴったりの可愛らしさだし大きさだと思うんだけど…まだ同じようなオムツカバーが何着もあるからいくら汚しても大丈夫よ」
 「い、いくらなんでも…そ、そんな赤ちゃんがするようなオムツ…」
 確かに可愛らしい作りになっている。見た目は赤ちゃんが使うようなオムツカバーに見えるのだが、少し大きさが違っていることは雅美にも分かった。
 香織は、少し顔を赤くして雅美の目の前に立った。
 「これね…わたしが幼稚園を卒園するまで使っていたオムツなの…私が小学校に上がるまでオネショが治らなかったみたい。それで寝る時にオムツをしていたけど、さすがに小学校に上がった時は治ったみたい。そのオムツをお母さんが捨てないでとっておいたものなのよ。私ね、大きかったから、今の雅美ちゃんに、ちょうどいい大きさだと思うのよ」
 「香織ちゃんが小さい時のオムツ?…か、紙おむつじゃないの?」
 そう言って雅美は、恥かしさの為真っ赤になった。
 「あら、紙おむつのほうが良いの?」
 雅美は、もちろん紙おむつが良いといってるのではない。紙おむつならば病人が着けるようでなんとなく納得がいく。目の前に広げられたオムツカバーでは、あまりにも赤ちゃん的で恥ずかしすぎてしまう。
 「紙おむつが良いなんて…それではあまりにも赤ちゃんみたいで恥ずかしすぎて…」
 香織は、雅美の言うことを無視して花柄のオムツカバーに動物柄のオムツをセットして雅美の横に置いた。
 「何時までも裸のままじゃポンポンが冷えちゃうでしょう。又、お漏らしされたんじゃかなわないから早くオムツをつけちゃいましょうね」
 香織は、わざと赤ちゃん言葉を使い、そのまま雅美の両足首を片手で持ち、上に持ち上げてお尻を浮かし、セットしたオムツを敷きこんでお尻を下ろした。
 「あうー…オ、オムツは…びょ、病気が治るまでよ…」
 ふんわりと軟らかいオムツの感触をお尻に感じ、雅美はその軟らかい恥かしい感触に驚き、オムツをされることを観念して目をつぶってしまう。
 (こ、これがオムツの感触…恥ずかしい…あ、赤ちゃんになっちゃう…)
 恥ずかしさがこみ上げてきて体全体が熱く感じてしまう。体の奥のほうで疼きが起き、頭の天辺まで押し寄せ、手足が痺れ、萎縮して何も出来ない赤ちゃんに戻っていくような感じになってくる。でも何か性的に股間がうずいてくるような感触がオムツの中に生まれてきていた。
 (オムツをされて…恥かしいいい…でもなんか…変になっちゃう…?)
 雅美は、何でオムツにそんな感じを受けるのか分からなかった。

 いくらお漏らしをしたからといっても、自分より年下の義理の妹に赤ちゃん見たく扱われ、赤ちゃんみたいな可愛らしいオムツをされるのだ。恥ずかしくないわけがない。が、今まで感じたことの無い疼きが子宮の奥底に起こったことは間違いなかった。
 それが何を意味するのか雅美には分からなかった。

 オムツにお尻を包まれその上からオムツカバーをされていく。ホックの止める音が雅美の耳に届くと恥ずかしさで全身が燃え上がるように熱く感じる。
 「は、恥ずかしいー…こんな、こんな赤ちゃんみたいな…お、む、つー」
 オムツカバーのホックを止めながら香織は、雅美の上ずった声を聞いた。
 「お漏らししちゃうほうが恥ずかしいでしょう。雅美ちゃんは、お漏らしをしちゃうから赤ちゃんでいいのよ。そうよ、これは雅美ちゃんのオムツよ」
 「雅美の、お、おむつ…そ、そんな…赤ちゃんだなんて…そんなこと言っちゃいや…雅美、赤ちゃんじゃない」
 ”雅美のオムツ”と言う言葉に強く羞恥を感じてしまう。
 香織は、雅美のオムツカバーのホックを止め、腰紐を結わえる。
 「可愛いわ、雅美ちゃん、赤ちゃんじゃないって言うけど…こんな可愛いオムツを着けるのはどんな子なの?…でも本当に雅美ちゃんにちょうどいい大きさでとっても似合ってるわ…」
 「あか…に、似合ってるだなんて…」
 赤ちゃんと言いかけて言葉を一瞬止めてしまった。
 確かに体の小さい雅美に大きさはぴったりで、幼児体型で童顔にオムツカバーは良く似合っていて不自然さは無かった。

 「次はパジャマね」
 そう言って白い肌着にオムツだけの姿の雅美の前に、タオル地で薄黄色い下地にキティがプリントされた物を出してきた。
 「これ可愛いでしょう…」
 ぱっと見た限りでは何の服だか雅美には分からない。7分袖のスカートの付いたワンピースみたいなものだった。それが雅美にはパジャマには見えない。袖や首周りや裾には可愛らしい白のフリルがあしらってあり、小さな子供が着るようなイメージを雅美は受けた。
 「それは…パジャマなの?…まるで小さい子の着るような感じだけれど」
 香織は、雅美を起こしベッドの上に座らせた。そうするとオムツに体重がかかり余計にオムツを雅美は意識してしまう。
 (いやだ…なんか股に挟まっているようで…なんか変になっちゃう)
 その時、それが恥ずかしさの為であって、自分でも感じているなんて思っても見なかった。
 「これはね…雅美ちゃんは今、何を穿いてるの?」
 わざと意地悪そうに香織は雅美を覗き込んだ。
 「なにって…お、おむつ…」
 そう言って雅美は赤くなる。
 「でしょう。…オムツを着けたら雅美ちゃんが今まで着ていたパジャマはオムツが邪魔して穿けないでしょう…」
 香織は、オムツをわざと強調して、一語一句確かめるように聞いてくる。
 「そ、それはそうだけど」
 確かに雅美の持っているパジャマの下は、ぴっちりとしたパンツになっている。とてもオムツをつけた今の状態では穿けるわけが無かった。
 「だからオムツを着けていても穿けるパジャマ。オムツを着ける子が着るパジャマに替えるのよ…」
 香織は、雅美の腕と頭からその衣類を通し、肩のホックを止めて下に下ろしていく。
 その時になって雅美は気分が悪くなってめまいを感じ、次の言葉を失った。
 (気分が悪く…お腹も痛い…)
 「あら、雅美ちゃん…どうしたの?顔色が悪いわよ」
 気分が悪くなり下腹部が痛くなってくる。僅かだが便意がわきあがってきた。でも、少し前に漏らしたばかりなのにトイレに行きたいなんて雅美は言えなった。
 「き、気分が…」
 香織は、そのままベッドに雅美を寝かした。香織としては、今着せているものが何であるか雅美に教えたったが、本当に気分が悪そうな雅美を見てはそうも言ってられない。雅美を寝かせてから股間についているロンパースのホックを止めてしまう。
 雅美もまた何を着せられたか、そんなことはもう頭の中にはなかった。下腹部の痛みは少しずつだが確実に痛くなってきているし、はきそうな気分も強まってきていた。
 「は、はきそう…ウゲー」
 苦い透明な液体が口の中に充満し、口元から少しこぼれて今着たパジャマを汚しそうになった。
 雅美は、朝から何も食べていないから吐く物がなかったが、胃液だけが涎の様に口の中から出てきていた。
 香織は、手にもっていたハンカチを雅美の口元にあてがって着せたものが汚れるのを防いだ。
 香織に口元を抑えられた時、お尻の穴が大きく開いてしまう感覚が下半身に起こった。
 「ブブブシャァー」
 雅美が僅かな胃液を吐くと同時に、くぐもった音がオムツの中にわずかに響く。
 強くなってきた下腹部の痛みが急に便意に変わり、嘔吐するのと同時にオムツの中に漏れ出てしまったのだ。お尻の穴にどうしても力をれることが出来なかった。
 お尻の穴が開いてウンチがオムツの中に出て行くとき、雅美の股間に電気が走ったような感じを受ける。
 お尻の穴を中心に脳天まで痺れが伝わってくる。
 (ああーん…恥かしい。私)赤ちゃん見たくオムツの中にウンチを…)
 極度の羞恥が雅美の性感に火をつけて、オムツの中へのお漏らしは次第に快感に変わっていく。そしてウンチと同時に残っていたおしっこもオムツの中に排泄してしまう。
 (は、恥ずかしい…わたし赤ちゃんみたいにウンチもオシッコもオムツに…)
 ねっとりと言うより、水みたいなウンチがオムツの中に広がっていく。思わず腰を浮かしてしまう。その感触はウンチをオムツにしていると言う恥ずかしさを認識させるのには充分であった。でもその恥かしさが快感に変わっていくことが雅美には分からなかった。
 その音と僅かな臭いを伴っていて雅美がどうなっているのか香織にも分かる。
 (恥かしいけど、恥かしいけど…なんだか変になっちゃうぅぅー)
 雅美は体をピクンとそらした。
 「あらら…雅美ちゃん、オムツをつけて間もないのに…もうウンチ漏らしちゃったの…雅美ちゃんって小さな子供以下ね…どう、オムツを着けてよかったでしょう」
 そう香織に言われる。恥かしさが増して、股間の一点の疼きが大きくなってくる。
 「そ、そんな…び病気なんだから…我慢が…」
 雅美は、お漏らしした言い訳を必死で訴える。でも恥かしさで全身が真っ赤である。でも恥かしく思えば思うほど敏感に感じてしまう。
 「小さい子でもオムツを着けてすぐにお漏らしなんかしないよ…お口は汚しちゃうし…オムツもすぐに汚しちゃうようじゃ赤ちゃんと同じね」
 雅美は、いつまでも終わらないようなオムツの中へのお漏らしに恥ずかしさを強める。オムツをされて、しかもオムツの中への恥ずかしいお漏らしは、21歳にもなってするような行為ではない。ウンチが終わらないうちに、今度は膀胱に残っていたオシッコまでオムツの中に出始めてしまったのだ。
 恥ずかしさを強めれば強めるほど、雅美のうずきは強くなってきてしまう。それが雅美の性感を強め、オシッコと違う恥ずかしい液体でオムツを濡らしていく。そのオムツの中へのウンチとオシッコのお漏らしは大きな羞恥心と開放感を伴い、雅美を快感の波に連れ込んでいった。
 (恥ずかしい…赤ちゃんみたいにオムツをされて…しかもウンチまでお漏らししちゃうなんて…で、でも…なんか気持ちいいー……は、恥ずかしいのに…?)
 初めて味わう感覚に雅美は真っ赤になった。

 オムツの中へのお漏らしの感覚は、快感へと姿を変えていく。雅美はまだセックスやオナニーの経験はない。でもその感覚は、何も知らない雅美をセックスの時のオルガみたいなものに導いていった。
 (いや…恥ずかしい…変に…変になっちゃう…)
 可愛らしいオムツを着けられ、その後ロンパースを着せられたことも気付かないまま、雅美は全身を恥かしさのためだけではなく震わせていた。



続き


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